こんにちは。
昨日は夕方より安芸南高校にお伺いし、私の恩師である畑喜美夫監督にお会いしてきました。
そもそも、私と畑先生との繋がりは広島観音高校時代の「恩師」にあたります。
高校2年時は夏のインターハイで「日本一」を経験しました。
写真、後列の一番右が畑先生、後列の左から3番目が現在コンディショニングトレーニングをしていただいている伊藤トレーナー、後列の左から6番目にいるのが私です。
畑先生との出逢いがなければ、今、こうして広島八幡フットボールクラブの代表を務めていることはなかったと思います。
高校の3年間で、サッカー以上に「人間性」や「社会性」、人として重要な部分を本当に学ばせていただきました。
この写真は広島県大会の決勝戦。
後列の右から2番目が私、後列の一番右が愛媛FCで今治遠征の際に顔をだしていただいた代健司選手です。
この度の広島県総体のベスト8に畑先生率いる安芸南高校サッカー部が進出したという快進撃を聞き、数年前まで弱小校で校内のお荷物クラブとまで言われたチームを広島県のベスト8まで進出させることができたのか「秘訣」を伝授してもらいに行ってまいりました。
まずは練習前に畑先生に選手の部室をご紹介していただきました。
まさに「脱帽」です。
私が高校時代も「整理整頓」は徹底してやっていましたが、明らかにレベルアップしています。
当時から畑先生の口癖が、「神様は必ず見ている」や「運を味方につける」と連呼されていました。
ベスト4以上のチームになると、勝敗を分けるのは本当に細部のディテールになってきます。
つまり、「こだわり」というやつです。
何故ならば、「誤魔化し」は一切通用しません。
「このくらいでいいや…」
「誰かがやってくれる…」
こんな気持ちの選手がピッチ上に一人でもいたら、確実にそこが狙われます。
「勝負に対するスピリット」は高校時代に教わりました。
「負けない闘い方」ではなく、「勝ちのその先」を常に見据えて日々のトレーニングを実施していましたから。
「中途半端はゼロに等しい」
この言葉も畑先生の請負です。
選手間でのミーティングの質も「本質」を捉えられていて素晴らしいものでした。
キャプテンがファシリテート(引き出し)し、選手間の考えや意見をまとめて実践に移す。
高校生が「PDCAサイクル」を回していたのに驚きました。
選手自らが今、何をすべきなのかをしっかり考え、実行に移すからこそ練習の「質」も向上する。
もちろん、試合の為の練習ですから、今週末のベスト4をかけた観音高校戦をリアルにイメージしたトレーニング内容となっていました。
やはり、高校年代からこれらの考え方を学べることは子どもたちにとっても非常に貴重な経験です。
そしてマネージャーの動きの「質」も非常に高かった。
昨日は天気が悪く、雨が降り出しそうな中の練習で、練習途中に雨が降ってきたと思った瞬間に一人のマネージャーが傘を手渡してくれました。
聞けば、雨が降りそうだったから事前に準備していたそうです。
さすがです…
次回は広島八幡フットボールクラブの選手をグランドに連れて行き、見学させていただこうと思います。
安芸南高校サッカー部のみなさん、そして、畑先生、お世話になりました。
広島八幡フットボールクラブ
代表 岡本 佳大
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